何を書けばいいのかわからないのだ

「始めなくたっていい、終わらせるんだ」
「そうしたらまた、はじまる?」
「大きな山や、揺れる水平線を見ていると、少し思い出すものがありました」
「今僕は未来に立って、過去に向かって呟く」
「結局人の気持ちなんてわからないものです。自分が思う相手の気持ちを相手にぶつけて、跳ね返ってきたものを相手の気持ちだと思っているだけです」
「高校生のとき、学校からバス停に向かう途中で、いつかこの日が来ると思った」
「それは遠い未来の話で、僕はそのとき、そんなに待てないよと思った」
「時間がかかった、時間がかかった」
「昨日は居酒屋、今日は焼肉」
「めっちゃミニスカートだったよ」
「たったったったたったらたった とーおー」
「だからあのとき、きみが俺に見捨てられたと感じたならば、きみ自身が見捨てられるようなことをしてしまった、と思ってたってことだ」
「そうだったろ? そうじゃなかったでしょ? なあ? スナフキン