夢のようなもの

　昨夜は録画しておいたテレビ番組を観ながら、たぶん1時くらいに寝た。今朝起きたら6時45分。休みだというのになんて早起きな。外に出て、「寒いな」と思いつつタバコを吸って、再びふとんに入る。昨日の夜、あんなに玉子かけご飯と納豆が食べたかったのに、くり返しくり返し思っていたのに、朝になった今は全然食べたくないと思いつつ再び眠りにつく。
　次に起きたら11時。うーむちょっと寝過ぎた。休みの日は9時くらいに起きて行動を開始したい。再度庭に下りてタバコを吸う。空は晴れたり曇ったりで、結構寒い感じ。部屋に戻ってからは、ちょっと書類の整理と調べものを。それらが終ると12時過ぎであった。もう一度庭に下りると、晴れてきていて、あまり寒くない感じ。すんごい寒かったとしても、今日は少なくともラーメン食べに行こうと思っていたので、海に近いラーメン屋に行くことにする。クルマには、とりあえず釣り具と折りたたみ自転車をのせて。
　クルマに釣り具と折りたたみ自転車をのっけて、適当に道を運転して、店でメシを食って、流れ着いた海岸で海を眺めながら釣りをする。これは僕が東京から福岡に帰ってきて、再び地方で暮らし始めるにあたり、ほんのりと頭に描いた夢のようなものであった。今日はそれをやった。帰福して10年。10年何やってたのかなと思うけど。遂に、なんて感動はないけど。ぼんやりと、やりたいことをそのまんまやった。やりたいことをそのまんまやることのなんと難しいことよ。