いつも意識的にうぬぼれているわけよ

 そんなわけで、昨日は初めてお車というものを運転してきました。連続2時間の教習。とりあえず自信を持って、なおかつわくわく心を持って挑まないと緊張してしまうので、センスのいい自分を夢想しながら挑む。結果初老の気難しそうな教官に「センスいいね」と言われる結果になったのでひと安心。
 とりあえず緊張でガチガチになってしまうようなことは今後ないと思うので、これからは逆に謙虚に行かんといかん。自然に失敗してしまうとこでは大いに失敗して、鍛えてもらわなければ。自惚れるのは事始のときだけってのが、何をやるときも俺の信念。俺天才じゃね? って始めて、天才じゃないよねバカ! ってクールダウンしていく方式。
 というか初日の2時間で、超狭いシケインS字カーブまでやってしまって、しかも運良く2回とも脱輪しなかったので、逆に心配である。恐らく次の教習は、もうそれくらいこの人はできるものとして、バックやら駐車やらに進んでしまうんだろう。ほいでそのまま最短の日程で路上へ……。なので次に俺が超自惚れた日記を書くことがあるとすれば、それは仮免合格のあとである。路上に出る不安から、「俺やっぱセンスある!」とかたぶん言い出すので、それは生暖かい目で見守ってください。
 とりあえず仮免までに確か14時間の教習所くるくるが義務付けられていると思うので、運と勘と集中力で乗り切ってしまう運転から、ほんとにちゃんとした意味で操縦できる人にならないとね。
 実技はそんな心構えで鍛えていくとして、心配なのは学科である。何しろ勉強する時間がほとんどない。うそ、ほんとは結構ある。ただ、仮免までに最短の日程を組まれてしまい、なおかつ、文章を扱う仕事をしているので、こんな厳しい日程で教則本を読み込んで覚えていく精神力が……。
 ただ、いい年こいた大人が、実技は問題なかったのに頭が悪くて仮免取れないとか最悪の展開なので、今日から疲れた頭にムチ打って、電車の行き返りで本読んでます。あー早く車乗りたい。次に乗るのは明後日。