目に見えるものは全て過去

なぜか風が吹いてきました。
で、なに書こうかなあととりあえず一行だけ書いてみて今思い出したんですが、『女心と秋の空』ってことわざ(?)は、元々『男心と秋の空』というものだったらしい。で、女性のほうは『女心と春の空』ということわざだったんだと。
今ではなんか「女心は変わりやすい、男はどっしり」みたいな感じになってますけど、元々は「女も男も気持ちは変わりやすい。ただ変化の様子が違う」という感じだったらしい。
言うまでもなく春も秋も天気は変わりやすい。ただ秋がゆっくりと雨になったり晴れになったりするのに対して、「春の嵐」などと言われるとおり、春は急激に気候が変化する。そういうこと。
中島らもさんのエッセイを読み直してみたんだけど、ほんとこの人はいいなあ。小説は読んだことないんだけど。『愛をひっかけるための釘』って本がいいと思います。『サヨナラにサヨナラ』が最高。