じゃがいも

 じゃがいもはうまい。かなり好き。昨日は昼飯を食ったあとなぜかすぐ腹が減った。昼飯を食べたあとにすぐまた「食事」と呼べるほどのものを食うのは気がひけるので、じゃがいもを食った。じゃがいも二個分を適当に切り、ベーコンとカレー粉少しで炒める。炒め終ったら耐熱皿に移し、オリーブオイルととろけるチーズをかけてオーブンで焼いてできあがり。うまし。というか結構がっつりとした食い物になってしまった。昨日はがっつりになってしまったけど、腹が減ったときにじゃがいも一個だけ茹でて食ったり、塩コショウで炒めるだけで食ったりと、そういうことを結構している。
 一人暮らしをしているときは、よくじゃがいものパスタを食った。具はジャガイモだけ。当時それをとてもおいしく食べていたし、これはわりと洗練されたメニューではないか、と自画自賛していた。今だって作ればおいしく食べるだろう。しかし料理屋でじゃがいもを使ったパスタを見かけたことは、僕が見た限り今まで一度もない。そのことをずっと不思議に思っていたんだけど、よく考えたらじゃがいもとパスタの組み合わせは、いわゆる“炭水化物+炭水化物”じゃないか。やはりこの組み合わせは料理の基本から外れているってことなのかな。