台風を淡々と記録するよ

takimoto2004-08-30

三十分の停電から復旧。よかったなあ昔二日停電とかあったから。写真は久しぶりに写真の現像をする親父である。左が現像液、右が定着液、というのはうそで、ものすごい雨漏りの受け皿である。外に出てみると、瓦が十枚ほど浮いてた。その瓦の下の天井が水浸しで、猛烈な勢いで雨漏りしているのである。

一時間ほど前からほとんど台風は真上にあるわけだが、風はもう弱まってきている。上陸直後に一番風が強くて、中心が近寄ってくるにしたがって風が弱くなるという変な台風だった。というかもう今九六五ヘクトパスカルしかないしね。三日前の日記に書いてるけど、やはり台風さん的には上陸しちゃだめだってことだ。「しまったーオレ(アジア名CHABA)上陸してもうた!」みたいなもんである。

結局瓦が飛ぶほどの風は吹かなかったわけだが、少なくとも浮いてるわけで、ちょっと前に親父はハシゴから落下してるし、宮崎のほうではハシゴからおっこちて亡くなったかたもいるし、風はやんでも雨は降るわけで、結局屋根はこのまま放置、座敷は貯水池になる予定である。

あ、思い出した。昔これより強いまさに瓦が飛ぶ台風が来たときは、「たたみが濡れてはいかん!」と、じいさんがすばやい動きで次々とたたみをめくっていったそうである。たたみがえしで。滝本家のルーツは武士であり、忍者ではないはずなのだが、僕はじいさんのたたみがえしを見てみたかった。そのころ東京に住んでたのでね。

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また猛烈な風が。この台風真ん中がすかすかなだけや。